ケータイ小説 野いちご

逢いたい…キミに。

◆第1章◆
クラスメート


大輔とあたしは、クラスメート。




出席番号も近くて、高校に入ってすぐに話すようになった。




ケータイの番号とメアドも交換したけど、学校で毎日逢うし、特に連絡をとったりしたことはなかった。




「おはよー大輔」




「…ふぁぁぁ…はよ」




今までは、昨日のドラマがどうだったとか、このアルバムの曲がイイとか……




どーでもいい話をたまにする…そんな程度の仲だった。




あの日、大輔があたしに間違えてメールを送ってくるまでは……。




「やべっ!葉月、英語の宿題やってきたか?」




「…うん」




「見せて?頼むっ!」




「しょーがないなぁ…ジュースおごりね?」




だから…恋愛の話なんかしたことなかったし、大輔に彼女がいたこと知らなかった。




それも、遠距離恋愛なんて。

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