そうしてその日は姉さんの客に名を知らせ1日が終わった。
その3日後思いつめた顔で庭の池を見つめる少香を見かけた。

「少香ー!!どうしたの?そんな思いつめた顔をして。何か…」

何かあったのと聞こうとした時少香が泣いた。
あたしは何が起こったのも理解出来ないままただ驚いた。

「朝霧…あたし。宗介が好きなんだ。」






…宗介は見世の人だった。