あの後、

どうやら私は話しながら

寝てしまったらしく…



理人の部屋で寝させてもらった。

…らしい。



朝起きると

ふんわり香るジャスミンティーが。



理人「おはよう、よく眠れた?」



そう言って私にジャスミンティーを

渡してくれる。



『うん!ありがとう』


理人は頷いてくれる。



理人「そういえば…

美雪、もっとご飯食べて?軽すぎる」



思わず吹き出しそうになった。


『っっ?!…無いから!!』



そうだった…

昨日、寝た私を理人が

連れてってくれたんだった…



『重かったよね…

痩せます…』



理人「さっきもっと食べろって言ったばっかだけど?」



『そうだけど…

気を使わなくていいよ?

ほんとに、正直に言ってくれていいんだから!』



えっへん!

なんて言葉が似合う感じで言ってみた。



『あ、それよりも…

このジャスミンティー、すごく美味しいね!

優しくて癒される感じ!』



そう言うと目を見開く理人。



理人「どうして
ジャスミンティーってわかったの?」



んー…なんでだろ


『なんとなく…かな?』