千尋くんとの幸せな日々はどんどん過ぎていき、
ついに私達は今日、進級をした。




そして私は今…




「いやだよおおおっ!」




昇降口の前で雅ちゃんと千尋くんと遠藤くんを困らせています。




「た、小鳥遊ちゃん!俺がいるから!」




「遠藤に台詞取られるとか屈辱」




遠藤くんの言葉に、相変わらず毒舌を吐く千尋くん。




「遊び行くから!ね!」




私が困らせてる理由…それは、クラス分けの結果。




見事に私達は、
雅ちゃんと千尋くん、私と遠藤くんで
クラスが分かれてしまった。