騒がしこの倉庫の中には、鬼龍の人たちがある人物との会話を楽しでいた。

そう、ある人物というのは、優姫の妹の姫芽。姉とは違って、皆から慕われ愛される存在であった。

「姫芽さん、総長達あと少しで来るって連絡が来ましたよ」

「そうなの。早く来ないかな」ニコ

そんな事を言っていると、外が中の騒がしさよりもっと騒がしくなった。そして、中に
入ってきたのは、鬼龍の総長。歴代の中で一番強いて、評価された男ショウ姫芽の兄であって優姫の兄でもある。そして、総長を守るように入ってきたのは、幹部だった。

ショウは、姫芽を一目見て直ぐに駆けつけ抱きしめた。周りは、それが当たり前だっというように眺めていた。

でも、姫芽は慣れないでいた。

「お兄ちゃん、は、離して」///

「あぁ、ごめん。姫芽は、慣れていなかったね」ニコ

ショウは、姫芽を本当に大切に思っていた。

「明日は、久しぶりに学校に行こうと思うの」

「学校に!」

「だ、ダメかな?」

「ダメだ!学校には、あいつがいる。何かがあったらどうするんだ!」

「そんな!お姉ちゃんは、酷いことをするなんてありえないわ。」

「お前は、知ってるだろう。あの時までは、俺もずっとお前と同じことを思っていた。でも、あの時あいつは、お前に酷いことをしたじゃないか!」

「そうだけど、私、行きたいの学校に仲の良い友達と遊びたいの」

「はぁ、お前はどうせ止めても行くって諦めないんだろう。」

「うん」

「仕方がない。分かった。」

「わーい」

「でも、護衛は付ける」

「うん。分かった」ニコ