───結局、
中学の話は、晴希先輩のことばっかりになってしまい、
山岡先輩のことは、何も聞けずに昼休みが終わってしまった。
午後の授業の教科書を取りにロッカールームに行ったら
「おいブス」
「はわっ!?」
突然、背後から低い声がした。
って言っても、こんなことを言うこの声は、アイツしかいない。
「……なん…、なん、の、用!?」
びび、ビックリした…
振り返ったら、かなり近い位置に高木くんの顔があって。
思いっきりどもってしまった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…