サヨナラ…〜愛シテルヨ〜













慶応四年五月十五日ー…

沖田はまだ着慣れない洋装を着ながら,1人で夜の街を歩いていた。

前方に新政府軍の奴等が見えて沖田は愛刀を静かに抜く。

そして,晒で刀が手から離れないように巻き付けて,刀の柄に結わえつけた。

大凡これが最後なのだろうと沖田は思いながら,元気に笑う主人公を思い出す。

主人公との思い出を思い出す事で沖田は勇気付けられた。

新政府軍は10から20人位だが,沖田は走り出す。

主人公が異変に気付き,沖田のいる場に向かい,着いた時に見た光景とは……?

*こちらはバッドエンドです。