「ハァッ- ハァッ・・・」


「え??」



ザクッ―‐



静かな部屋に鈍い音が広
がった。



「助け・・て・・・直人・・・」



女は朱の色に染まりながら床に倒れていった・・・


助けを求めながら・・・・



静かに――――