この声はきみに届いているのかな?


今でも、俺はおまえが好き‥‥‥‥。














「ひなた、俺。シンガーソングライターになる。」



そう言って、高校のときから付き合っていたひなたの手を離した。


ひなたと会えなくなって、5年。俺は、歌手になると言って上京した町で今を生きていた。


今になっても、忘れられないあの優しい笑顔。表情。可愛い泣き顔、怒っても可愛いひなた。



俺は、ひなたが好きで好きで仕方なかった。


けど、俺には夢があった。その夢をひなたも応援してくれた。

上京し、離れてばなれになった俺たち。ひなたに会いたい‥‥‥‥


ひなただけ愛してた。