ケータイ小説 野いちご

【完】矢野くん、ラブレターを受け取ってくれますか?

第1章
変わった理由=私?






そして昼休み。



「あーおーいーちゃん!!!」



昼休みになってすぐに、多田くんの声が教室に響いた。



「もう、叫ばないでくれる?恥ずかしい……」



「愛情表現だよっ!」



「…………」



葵ちゃん、満更でもなさそう。
葵ちゃんはツンデレだから表には出さないけど、きっと多田くんのことキライじゃないと思う。



「あ、私、自販機で飲み物買ってくるね」



今日飲み物持ってくるのを忘れたことに気が付いた。



「いってらっしゃーい!」



多田くんに見送られ、私は自販機へと向かった。



自販機の前につくと、私はお金を入れた。



「えーっと……イチゴミルクにしよ」



イチゴミルクのボタンを押そうと手を伸ばす。

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