ケータイ小説 野いちご

【完】矢野くん、ラブレターを受け取ってくれますか?

第2章
明かされる真実






―――次の日の朝。



ブーブー



髪の毛をアイロンで伸ばしていると、近くに置いてあったケータイが鳴った。



「誰だろ……」



アイロンを置いて、ケータイを確認する。



「あ……」



拓磨くんからのメッセージだった。



『悪いけど、今日は遅刻していく』



たったそれだけだった。



やっぱり、昨日の私の言葉に相当腹を立てたんだ……。
拓磨くん、口調が変わってたもん。
拓磨くんの口調が変わるのは大体、怒ったときだ。



「……はぁ」



もう……どうしたらいいの?
拓磨くんにどんな顔して謝ればいいのかわかんなくなってきた……。



「おい、姉貴!はやく弁当作れよ!」



日向が勢いよく部屋に入ってきた。



あ……っ、そうだった。
今日、私が作らないといけないんだった!

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