そして、二人が付き合ってることが分かってから3日くらいした頃私はレイネに相談をしました。

「レイネ、シロ君と話してるとドキドキするんだけどどうしよう!病気かな?
心臓が爆発しそうでもう、話せないよ!!
シロ君に相談しても分からないって言うし…」
と原因不明のドキドキに困っていた私はレイネに相談を持ちかけた。
「夕凪、それ、シロ君に言ったの?!
それは、恋だから!そんなに鈍感だったっけ?」
こい?コイ?鯉?
「私、魚じゃないよ?鯉じゃないよ?」
と言うとレイネは恋愛の方だから!と言ってきて私は、
「私が?シロ君を?好き?無い無い!!
恋愛とかないから!」
そう、恋愛とかありえないんです。
何故なら、恋愛にトラウマあるから………
告白しなって!と言われても実を言うと、シロ君と知り会って一週間もしてないんです。
出会ったその日に皆で仲良くなったから。
「じゃ夕凪、林ちゃんの事好き?」
と唐突な質問
「そりゃ、好きだよ?」
当然だ。
「じゃ、シロ君の事好き?」
「好きだよ?」
この質問の意味は何なんだろ?
そう思ってたら
「林ちゃんに対しての好きとシロ君に対しての好きって同じ?」
同じ?うーんと…
「同じ………では、ない………のかな……………?」
この時私は良く分からないけど、違う気がした。