ケータイ小説 野いちご

Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記

完璧ってすごいけど

俺が花音になってから、もう4ヶ月が経とうとしていた。


花音の家の雰囲気にも慣れて、違和感なく過ごせるようになった。


この家の連中は、本当によくしゃべるし、よく笑う。


食事が終わった後も、みんなリビングに残ってずっと一緒にいるし、すっげー仲がいい。


ウチはそれぞれ自分の部屋に入るから、みんなで一緒にテレビを観たりするのは、なんだか新鮮だった。


でも、相変わらず花音の母ちゃんは、あんまり片付けは上手くない。


おじさんも、そんな花音の母ちゃんを叱ることは一切なくて、逆にこの環境にホッとしているようだ。


とにかく、この家の連中は明るくて朗らかだ。


なんつーか、ストレスがない感じ。


いつの間にか、この家族に癒されている自分がいて。


ちょっと俺は意外だった。

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