ケータイ小説 野いちご

Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記

ありのままで

その週の土曜日。


私と海司のお父さんと美空さんで、海司のおばあちゃんの家に向かった。


海司のおばあちゃんの家は県外で、新幹線で行かないといけないのだとか。


私達は早起きをして、9時台の新幹線に乗った。


車窓から外を眺める。


海司にはあんな自信あり気に言ったけど、本当はどうしたらいいのか全然わからなくて…。


でも、あんなふうに泣く海司を見ていたら、どうしても助けてあげたかった。


なんとかしてあげたいと思った。


私に出来ることは何なんだろう。


海司のお母さんは、どうして離婚したがっているの?


何かがずっと引っ掛かってるのに。


それが何だかわからないの…。


おばさんが出て行った日の前日。


私はおばさんにこう聞いた。


『どうしていつもこんなに綺麗にしてるのか』って……。


あの時のおばさんの表情。


なんか呆然としていた。


そこに何か原因があるんじゃないだろうか。


知りたい。


それが知りたい。


< 104/ 259 >