暗いロッカーの中
何で私はこんな所にいるんだろう

何で皆から逃げてるの

何で誰も助けてくれないの

何で誰も信じてくれないの

いつから狂ってしまったのか




コツコツ…

足音が聞こえる


思わず身を縮こませて息を潜める

奴らが追いかけてきた



ギィィィ


扉を開けられると同時に外の光が
私の眼球を刺激した



「茜…お待たせ、もう大丈夫だよ…」