翼side

「おはよ…」


少し小さめの声で言ってみた。

相手は、

家の前で待ってくれている

幼なじみで担任の教師、

結城 慧ーユウキ ケイー。



「おはよ!今日も目付き悪いなw」

「余計なお世話よ!」

「冗談だよ」


慧は相変わらず脳天気…。

時々、本気でイラッとするくらい (`_´)


「慧、嫌い…」

「悪かったよ、心から謝るから許して!」


すると、深々と頭を下げた。

こんなことで本気になってたらきりが無い。