ケータイ小説 野いちご

強がりな元姫様

あの子の知り合い



翌日、


「また来ているよ」


「何様のつもりだよ」


ヒソヒソ


陰口とジロジロ突き刺さる視線を潜り抜けながらクラスの下駄箱の前を通った


靴はあらかじめに持っているから下駄箱の扉をあける必要ない


どうせ開けたってゴミや悪口がかかれた紙で敷き詰められているから、片付けが面倒くさい


何にしてもあける意味はない


ガララッ


教室に入ると睨まれるが気にはしない


いつも通り自分の席に行ったが、使う机の上に花がいけられていた


菊って……私は生きているよ?


勝手に殺さないでよ


溜め息ついて、菊を別の場所に移した


暫く外の景色を見ているとチャイムが鳴った


担任が教室に入ってくる


「席付け。 今日は転入生を紹介する!」


途端に五月蠅いほどに騒がしくなる教室


「イケメンがいいなー」


雛菊のまどか以外の皆は顔はいいよ?


現にいるよ、二人




 

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