ケータイ小説 野いちご

だから俺と、付き合ってください。

6*太陽スマイル




「今から球技大会の種目決めをしま〜す!」



5月に入って2週目の水曜日。


帰りのホームルーム。


1週間後に行われる球技大会の競技決めを、私はうわの空で聞いていた。


バレーとバスケと野球とサッカー。


……どれもやりたくないなぁ。


私、運動キライだし。



「…………」



……あれから時間はだいぶ経ったけれど、答えは、まだ出て来ていない。


そう簡単に出てはくれないみたい。


初めての恋の相手の先輩か。


悩んでた時に優しくしてくれた清瀬くんか。


選べないよ……。


頬杖をついて窓から外の空を見ると雲がゆっくり流れていて。


なんだか、癒されたような気がした。



「じゃあ公平にくじ引きで決めますね」



委員長の声。


くじを引いたら出場する競技がバスケに決まった。



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