「はぁ、間に合った〜」

陽ちゃんのおかげで無事遅刻しないで到着。

「弥生ーーーっ!!」

「萌ちゃん!」

私の姿を見つけ手を振っている。


彼女こそ、陽ちゃんの思い人。


「萌ちゃん、おはよ。」

「もー、来るの遅いよ!待ちくたびれたよ。」

「ごめんごめん、寝坊しちゃって。」