「はぁ...。はぁ。はぁ...。」

?「僕の名前は冬月。よろしく、狼さん。」

冬月はそう笑った。

松「おい。お前らこいつ連れて帰るぞ。」

松平がそう言ってどこからかやってきた幕府の隊士たち。

松平と冬月は何処かに行ってしまった。

男2「おい。化け物行くぞ!」

私の髪の毛を引っ張った。

「いやっ!やめて!」

男1「女だろうが子供だろうが化け物は化け物。化け物はいらねぇんだよ。」

また、あの時みたいに戻るの?

私は嫌だ。

あんなところに戻りたくない。

「嫌だ!行かない!」

私がそう言うと男たちは、

男3「こいつらがどうなってもいいのか?」

男が指差した先には縄で縛られた
おじさんとおばさん。

そして兄上。