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新しくきた男の子の名前は永倉新八。
兄上と同い年で15歳。
新八君がきて一週間たった。
あれからみんなとすぐ溶け込んだ。
中でも仲がいいのは兄上、左之助と1番仲が良かった。
仲はいいけどすぐ言い合いになる。
けどいつの間にか仲直りしているといるそういう関係だった。
もちろん私とも仲がいいけど
私にだけ意地悪してくる。
今だって
新「桜花。ほら見ろ。」
そうやって見せてきたのは真っ黒い
台所にいる虫。
名前は...いいたくない。
「嫌だ。...それこっちに持ってこないでね?」
涙目になって訴えた。
だって私嫌いだもんあの虫。
新「っ/////」
「?顔赤いよ?風邪?」
新「ちげーよ。」
そう言ってその虫を何処かにやる、新八君。
なんだかんだ優しい。
もちろん新八君は私が狼とかは知らない。
知っているのは兄上、おじさん、おばさん。
3人とも私の秘密を誰にも喋ってない。