ケータイ小説 野いちご

至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

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広いリビングのテーブルに紅茶のカップが二つ置かれた。


それを挟んで、あたしとお姉ちゃんが対峙してる。



場所を移動しても。


温かい紅茶を挟んでも。


あたしとお姉ちゃんの間に流れるのは、冷たい空気。



久々の再会なのに、こんなのって……。



お姉ちゃんは、この部屋をさっきから落ちつかない様子で見渡している。


あたしはとっくに慣れたけど、お姉ちゃんにはこの空間は居心地が悪いんだと思う。


ヤクザはこんな贅沢な暮らしをしているのかとでも言いたそうに、嫌悪感を丸出しにして。


キレイな顔が、台無し……。

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