ケータイ小説 野いちご

至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

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「優月ちゃん!」


昼休みの購買。


クラスメイト達と一緒にジュースを買い終えたあたしに、七海さんが手を振って来た。


七海さんと知り合ってから、学校での遭遇率が高い。


今までもこうやってすれ違っていたんだろうか。


「こ、こんにちわ」


知り合いなんだから、気さくに手を振ってくるのは当然なんだろうけど、おどおどしてしまう。


七海さんの隣にいた友達が"早く行こう"と催促する素振りを見せると。


「それじゃあ、またね」


それに応えた七海さんは、もう一度小さく手を振ってあたしの側から離れた。

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