「 亮輔さん!どうしたんですか?」
驚きと嬉しさが入り交じる。




「 お金貸して!」

自動販売機に近い一年生の教室。
その中で更に近いこむぎ達の教室。


だから私に来たのか。

すこし嬉しかったのを隠しながら
「仕方ないですね ... 」
そう答え、200円を渡した。