「竜…」 あれから3時間後、夢と竜はあの場所を離れ、次のドアに向かっていた。 そして、今、夢がやっと竜に口を開いた。 「…なぁに…?」 「竜はなんで、このゲームの事、詳しくしってるんだ?あんな情報、どこにも回ってないだろ…?」 竜はしばらくして、口を開いた。 「…政府の…資料をハッキングしてやった…」 「………え?」 竜はニコッと笑った。 「親父の敵を討つ為にな」