ケータイ小説 野いちご

幼馴染のヒミツ

2.デートの誘いも突然に
∟02年4月19日金曜日


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02年4月19日金曜日。


章晃に『好き』って言われた日から3日。


今朝も章晃は家の前にいて、学校まで送って行って、今もこうして迎えに来ている。


最初は違和感と気恥ずかしさしかなかったけど、だんだん馴れてきた。


「学校、お疲れ様」


「あ、章晃も…」


毎日毎日、私が部活見学をした日も、しない日も、章晃は校門のところで待っている。


一体、いつから待っているんだろう…?


聞きたい…けど、聞けない…。


「帰ろうか」


そう言って、私の手を握ってくる章晃にも馴れてきた。


けど、やっぱり、ドキドキするよ…。


「雪音、明日か明後日、予定ある? 」


「えっと…、何も…」


「そう、よかった」


章晃は笑う。


「どっちか、俺にちょうだい。デートしよう」


ドキンーーと、心臓が跳ねる。


デ、デート…?


私と、章晃、が…?


「日曜日の方がいいかな、うん。日曜日にしよう」


「ね? 」なんて、キレイな笑顔。


「デ、デートなんて、急に…」


恥ずかしいよ…。


「どうして? 雪音は俺の恋人なんだから、デートしてくれるでしょう? 」


「あ…う…、…はい」


やっぱり…馴れないよ…。


私が章晃の恋人なんて…。


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