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「〜♪」




森にこもってるわけもいかなくて、ノーノミヤスの首都の隣街をブラブラ歩く




ココ数日で身長も伸びて、ある程度喋ることができるようになった




鼻歌を歌いながら、市を歩き回る




「ーーー!!」



近くで聞こえた何かを言い合う声に、足を止め、視線をそっちに向けた



そんな時だ




「わっ、」




ドンっと誰かとぶつかる。その反動で、尻餅をついてしまう、



……痛い



「餓鬼!!何処見て歩いてんだ!!」


「大丈夫ですか、」




目の前に、何足かの靴が見えた。恐る恐るといった感じに顔をあげると、



黒い軍服のようなものに身を包んだ男の人が五人



そして、貴族のような格好をした男が1人



威圧感バリバリだ、何処ぞの人だ





「ご、ごめっ」


「構わんよ、謝らないで。君は悪くないだろう」




白い髪の威圧感バリバリの男は、僕の脇に腕を入れ、立ち上がらせてくれた



………人は見かけによらないね




「あ、ありが…う」


「ありがう?」


「ありがとう。だろう、」




顔を歪める黒服と違い、ニコリと笑って僕についてる砂を落としてくれた