そして七瀬藍先生も、今年度の4月ごろには
他の学年の一部の児童に、
やっほーあいちゃん!七瀬ちゃん!
あいりーん!ななちゃーん!
七瀬くん、あいくん、
七瀬ちん、あいちん
七瀬ちーん、ななちゃーん、と
ちゃん付やよびすて、あだなで呼ばれてなめられてたが、
いまは、
あなたがたに七瀬ちゃんて呼ばれる覚えありませんよ!
あたしとあなた方は友人の関係ではありませんよ!
教員と児童なんですから!

厳しく言い渡した。
そして七瀬藍先生はその児童の担任や副担任にも
そのことを打ち明けガツンと担任や副担任に
大目玉を食らわせてもらったし
その児童の担任と副担任に、
その児童の家にも電話して
叱ってもらった。




真っ暗な空間の中で、水晶玉ごしに
その様子を観察している悪魔は大喜び!

『おー、よかったこと、よかったこと。
よかったじゃねえの!
ハッピーエンドだよ、これで!
朋子、良かったこと!
こんなおめでたいことは、滅多には
ないぜ!』
と、つぶやく。

それから悪魔は、電話で呼んだ悪魔の世界のキャバクラ娘6人
ーかなり端正な美人でおまけに立体的なスタイルでまさに悪魔の好みのキャバクラ娘たちー
と一緒に、ローストビーフと生ハム、
高級寿司店の持ち帰りの寿司10人分と天ぷら
と、
高級焼肉店の焼肉10人分
(これで50ウン万円!)を食べ、それから、
一本でウン10万円はする高価なワインや、
一箱50粒入りでウン万円の高級チョコレートや、一杯でウン万円の高級コーヒーも飲食した。
悪魔たち、きゃしゃめな見た目に似合わず
割とよく食べる方だ。
キャバクラ娘は順に悪魔に抱きついて
ほおにキスする。
キャバクラ娘らも、頼もしくて端正でハンサムでイケメンな悪魔に、惚れている。



ここで補足。
朋子は、春休みになる少し前,自習の時間、
自分の席から、隣の列で1番前の席の管原優斗を,じーっと見つめていた。

管原くん運動神経も抜群で人に分け隔てなく親切でしかも楽しい人で,偏差値うんぬんでなく
ひととして頭良くていいなあと憧れてたのだ。
人として頭良い上、試験の出来も平均より上である。
管原くんは振り向き、朋子と目が合うと,
朋子がじーーっと凝視するので、
朋子が目をそらさないで
じーーーっとかれをじーーーーっと見つめるので
見てるしーー
と、
テキストで顔を隠した!
(その時隣の席の子に
あんたのこと好きなんだろ!と冷やかされた)

朋子はあとから、
管原くんが友人やクラスメートとして憧れだったからじっと凝視してごめんねと言う。 
菅原くんからしたらいい迷惑だったろうなと
朋子は内心で反省した。
管原くんは快く朋子を許し
友人となってくれ、
俺も見つめられるの初めてでほんと戸惑ったよ、
友人になってって最初から言えよ,
と、快く友人となってくれたのだ!


朋子は管原くんの来年のお誕生日には
あたしの愛と友情をプレゼントしよう、と考えていた。
または、大きな箱の中にあたしが
美しい和服姿またはドレス姿で入ってて、
あたしをあげる、とあたしをプレゼントしたら
喜ばれるかな?
と一瞬おもいついたが、
管原くんが反応に困りそうだから
やはり、友情と愛をあげようと思った。



管原くんは、隣の席の子に、その後で水飲み場で
からかわれた。
朋子ちゃん、旧姓から管原朋子になるかもよ?
挙式ではスピーチよんであげるから!
あたしは二人の幸せを願ってるのよ!
と。
管原くんは、
「ありえないとは‥
いいきれんな!」
とこたえた。
すると管原くんの近くの席の男子も
花婿さん、花婿くんとひやかした。

朋子、別に悪い人じゃないし
多分、ちょっと傷つきやすいだけで
悪い人じゃないよな。
最近さらに友達とよく元気に笑うようなって
陽気なったなあと思ってた。