~時雨 side~

いおん「時雨、ちょっといいか?」

「ああ」

いつも通りにみんなで幹部室にいると、いきなりいおんに呼ばれた

何だ?

みんなが騒ぎ続けてる中、いおんと俺は幹部室を出た

幹部室の前でいおんは立ち止まった

「何?話あるんだろ」

いおん「おう。一応言っとこうと思って」

「は?」

何を?

いおん「まず聞くぜ」

「ああ」

いおん「時雨、夢月のこと好きだろ」

「…」

こいつ…

「ああ…たしかに。あいつのこと好きだな。恋愛感情として。だからなんだ?諦めろって?」