(えーと、まず、ここは何処だ。)

薄暗く、要塞のような国光学園の地下に俺はいる
デイズはここに月影がいると言っていたが…
本当にいるのか心配になってきた

....あ....き
....は....よ....く…

「なあ、デイズ」

「んー?」

「何か話し声が聞こえないか?」

「んー、そーだね」

今の声は、月影の声に聞こえたんだが…
と俺がデイズに言うと、デイズは
まあ、ここにいるしね
と言った

「じゃあ、早く行こうぜ?」

「そうだね」

....で、…るかな?
....はい....

声が近い

「そうだ!」
とデイズが話しを切り出す

「なんだ?」

「緋影は特殊護衛軍のこと、知ってる?」

特殊護衛軍はテレビでもよく聞く言葉だ

「一応、知っている」

「だけど詳しくは知らないでしょー
教えてあげるね!


特殊護衛軍というのはね