ケータイ小説 野いちご

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花のような笑顔

華の過去

〜華side〜


狼の過去を知った時、私は言葉を失った。

こんなにいい人をこんなに優しくて強い人をどうして裏切ることが出来たのか。

疑問をいだいたと同時に私は咲子さんに怒りを感じた。


私が狼のそばにいようと思った。
何があっても。


昨日まではこんなこと思わなかったのに不思議。

狼の優しさに強さに私はまんまと溺れてしまったらしい。


狼が俺の女になれと言ってくれた時は本当に嬉しかった。

これから話す過去で引かれたらって思うと怖いけれど狼の言葉を信じて私は話すことを決めた。


狼に手を握られながらゆっくりと話し始めた。

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