「ひひひひ、また一週間」
今日は10月3日......つーまーり、合法でー人殺せる日ー

「先週はー、女の子殺したからー、次は男の子殺そうかなー」

私が楽しそうに独り言を言っていると何処にいたんだろうか空気の詠めないシニガミさんが声をかけてくる

「あまり自由に動かれると困るんですがね」

「なーにあなた、まだそんなこといえるの?歯向かうようなら、また頭吹っ飛ばしてあげてもいんだけど」

前、こいつと、ターゲットについて喧嘩したことがある、確かあのときは無関係の人も巻き込んじゃったからだったっけ?

あまりにうるさいから口に銃突っ込んでぶっぱなしてやった

「そんなことばかりしてると、もう支援はしませんよ」

ちっ
それは駄目だ。それでは私は連続殺人犯になってしまう

「調子にのってすみません、どうかゆるして、このとおり」

そう言って私は無駄に腰を曲げる

「本当に反省してるならそれでいいのですが」

「まあ頭吹っ飛ばしても死なないしねー」

そう言って私は愛用してるスナイパーライフル担いで、予備のマガジンに弾丸を入れ、腰に着いてるケースにしまう

「で、今度はどんなやつがターゲットなの?」

そしてボルトを引き、戻して初弾を送る

「こんどは......あなたの希望通り、軍人下がりのオッサンのようですよ」

彼はニヤニヤしている

(このクソシニガミ......)

ムカつく

「でも軍人下がりなら少しはできるかもね」

「早いとこやられてくださいよ、あなたの世話をするの疲れますから」

ふっふっふっ

「そう簡単に死んでたまるか、こんな充実した生活できてんのに、もったいないよぉ」

そう言った私は、彼に急かすように

「じぁ、早く行こう」

そう言うと彼は

「今回はここから近いので、自分で行って下さい!」

面倒くさっ、でもしょうがない
私は頭に付けていた小型のヘッドセットと担いでいた銃を楽器ケースに入れる
そしてドアを開ける

「いってきまーす」

「いってはいいですが出来ればこないでほしいです」

(こいつの生意気な口は何回吹っ飛ばせば治るのかしら)

そんなことを考えながら私は言われたとおりのターゲットのところへ、向かう......