その日から私と憐斗君は

ますます距離が縮まって

今まで以上に色々知るようになった。

「ねえ憐斗君」

「ん?」

私の髪を撫でながら言う憐斗君。

「クリスマス、空いてる?」

「ああ、空いてる」

「ならうちに来ない?」

私が言うと少し驚いた表情。

「いいのか?」

「うん!パパとママも会いたがってるし!」

「じゃあ…行く」

わー!

「嬉しい!」