ケータイ小説 野いちご

スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~

†第2章† さらば平和よ
☆人とふれ合う喜び☆ 《Side -Koyuzu-》

「湖柚、アンタまぁーた本読んでるのーーー?本当に本好きねぇーー」


「何さ……いいじゃん別に。人に迷惑かけてるワケじゃないんだから」


「まぁ、確かにね。私も最近読書してないから、何か本買おっかな?」


今日も机にかじりつき、黙々と読書していた私の目の前で、己園と七智がワイワイ話している。


3時間目の歴史が終わり、4時間目の英語が始まるまでの僅かな休み時間………ムダにするワケにはいかない。


「だけどさぁ…マジで村星君のファン、大人しくなったわよね」


だけど………己園のこの発言に、私の意識は本から逸らされた。

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