拓真SIDE


俺は敵に銃口を向けられもう無理だと観念した。



バァン!!!




そんな音と同時に背中にぶつけたような痛みがした。



ん?
ぶつけたような痛み?



おかしい…。

銃で撃たれてこんな痛くないはずがない。



しかも、正面から撃たれたのに背中って…。



そう考えてると嫌な予感がしてきた。



…まさか!!



そう思い、俺は意を決して目をあけた。