ここはとあるオークション会場ここでは、お金さえあればなんでも買えるそう、人さえも。

(あぁ．．．何でこんな事になってしまったんだろう)

彼の名前はルイ12歳亜人である。彼は珍しい人魚の血を色濃くひいていてさらに男である。ほとんどの場合人魚の血を色濃くひくのは女である事かが多い、そんな事もあり彼の値はどんどん上がっていく。そして誰かがルイを買った。

目が覚めると薄暗い部屋の中の水槽のような檻の中にいた。
パタパタと誰かがさっていく音がした。

ぼやけていた視界が徐々にはっきりしてきた、しかし頭はなんだかスッキリしない（少しくらくらする）眠らされる時に使われた薬のせいだろうか、よく見ると他もいくつかの檻があった、中に人？がいるようだ。

？「もう目が覚めたのか？」

脂ぎった太った男が話しかけてきた。

ルイ「．．．（もう、どうでもいい）」
全てが何だか、他人事のように感じた。

？「かなり強い薬を使った筈なんだが、さすが人魚と、言ったところか」

？「俺の名前はゴールドお前のご主人様だ俺のことはゴールド様と呼べ」

ゴールド「お前に新しい名前をやろう、何がいいかな～可愛い顔をしているからな〜ｸﾞﾌﾌ 可愛い名前が良いな」

ゴールド「そうだなー髪が白いからシロがいい、おいシロ」

ルイ「・・・・」

ゴールド「おいこら！無視するな！！」

ルイ「・・・・」

ゴールド「薬使い過ぎたか？あ〜まあいい今日は特別に許してやろう、だが次は許さないからな！！」