「あー、もーどこいったんだか…」


また、あの地に来てる。


何で?


「あ、見つけた!柚~!」


大きな声が聞こえる。


って…柚さん、かわいそう…


絶対恥ずかしい思いでもしてるんじゃないかって…


「あー、もー、柚~!歩いて来いよー


 もー、熱あんのにさー、


 よくこんなとこまで逃げてるよねー


 ほんと…あーッハァー疲れたわー」