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「ごめんねっ...ごめん本当にごめん」

「泣かないでよ...怒ってないし謝るんだったら暁月君に謝って」

あれからずっと莉奈は私に謝り続けた..

「ほら、帰ろ...駅前にケーキ屋できてたじゃん、あそこ今セール中なんだよ!!」

「さっそく行きましょう」

復活早っ!?
え?ちょ、さっきまで泣いてなかった?

「ほらおいてくよ〜」

「ちょ、ちょっと待っ...」
ピーんポーンパーンポーン

私の声にかぶさるように緊急連絡用の
チャイムがなった

何だろ珍しい...

『緊急連絡、緊急連絡、今校舎にいる生徒は速やかに下校してください、部活は本日全部休みです繰り返します...』