「ハァ・・・ハァッ・・・
何処行っちゃたの?」
明かりの無い森の中を1人彷徨い続ける少女
“神谷ルナ”(かみや るな)
ただの森を彷徨い続けるならまだ良いのだが、彼女が彷徨っているのは最近多くの人が行方不明になっている森だった・・・
そして、その行方不明の人の中に彼女の母親が含まれていた・・・
その為、毎日朝から夜遅くまで探し続けているのだが、手がかりなど0に等しい__
ただ・・・この日、いつもと少し違ったのは・・・
彼女の持っていた懐中電灯の明かりが急に切れてしまった___
と、いうことだけだった。
この日この時から、彼女の人生は大きく変わっていくのだった・・・