ケータイ小説 野いちご

純情ラバーズ

✿いわゆるキュン死









「この小テストの満点は?」


「20点です」


「茅ヶ崎の点数は?」


「…………」



目の前に突きつけられた英単語の小テストを苦い気持ちで見つめる。


い、言いたくない……。 先生の顔がすでに怖い。 恐怖しかない。



「すみませんでした、もう4点なんてとりません。 これからはがんばりますので今日のところはどうかこれで」


「はい、ストップ。 茅ヶ崎、よく喋るなー。 いったん黙りなさい」


「…………」



今のわたしには謝るしかないのに。


先生、鬼か!!!



「ひとり暮らしは慣れたのか?」





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