「それでっ?」


「あと、カレーもいっしょに食べて、おいしいって言ってもらえたの!」



オレンジジュースを両手でギュッと握ったまま、つい顔がほころんでしまう。


すると、ありちゃんもうれしそうな表情を見せてくれた。



「わあー! それはよかったね! てかさ、わたしも百華のカレー食べたいよ〜」


「そんなのいつでもいいよ! お泊まりもしてみたいし!」


「いいね、お泊まり! 夏休みとかしたいな〜」



自然と、会話がわたしたちのことになる。


話してて楽しいし、こんな時間があるから毎日がんばれるんだよなぁ。