ケータイ小説 野いちご

純情ラバーズ

✿ダブル緊急事態











ゴールデンウィークが終わってテスト週間に入ると、それからはあっという間にすぎた。


ちなみに、お父さんたちは向こうで忙しいみたいで、夏休みには帰ってくるとメールがあった。



「ふふふーん」



鼻歌を歌いながら、お玉をくるくる回してカレーを煮込む。


おいしそう〜!!


テストが終わって解放感に浸るわたしは、上機嫌でお鍋をのぞく。



「もう食べちゃおっと」



まだ19時を回ったばっかりだけど、お腹空いたしな〜。


火を弱火にしてフタを閉めると、サラダを盛りつけるために手を洗う。


食器洗い機にぶら下がったタオルで、手を拭こうとした、瞬間。





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