次の日。

澪鵺は学校へ復帰した。



「恭真?」

「何?」

「澪鵺を自殺未遂とか言って嘘ついたそうですね?」

「あ~・・・悪かった」

「悪かったで済む問題と違うでしょーが!」

「ご、ゴメンナサイ」




恭真にはちゃんと言ったし。

澪鵺の手首の傷も、そろそろ治るだろう。




「紅羽チャン、厳しいね」

「え?元々じゃないの?」

「花菜さ~ん?」

「アハ、ごめんね」



久保田くん改め総司は、相変わらず花菜とラブラブです。



「紅羽!何で恭真に意地悪しているのよ!」

「澪鵺が自殺したんだと思って、私凄く焦ったのよ!?
それぐらいの責任は取ってもらわにゃあ!!」

「いつの人だよ紅羽は!」



恭真もあの後、知紗に告白し、自分が組織のボスであることも全て話した。

知紗は私の思っていた通りの答えを出しました。