ケータイ小説 野いちご

片恋シリーズ~鎌田公一編~

鎌田公一 
回想 01話

 俺はいつ彼女を好きになったのだろう。
 そもそも、「恋」とはどこからを「恋」と呼ぶのだろうか。
 ただひとつわかるのは、一年以上会っていない人がこんなにも気になるのは好きだから、ということくらい。
 気づけば俺は高校二年生になっていて、彼女は一年遅れで超進学校に入学したと噂で聞いた。
 何はともあれ、自分は片思い中だと思う。それも、高嶺の花と言えるような女の子に――。

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