どこまでも続く海に沈む大きな夕日は
とても綺麗で引き込まれそうだった

「…なあ、瑠璃」

『…ん?なあに?』

「はやく運命の人に会えるといいな」

『うん、…会いたくてたまらないんだあ』

はやく人を愛する気持ちを知りたい

『わたし今まで彼氏いなかったからなあ』

「…まあ、寄ってくる虫は俺が残らずしめてたし~」

『そっか、そっかあ~…ええっ?!』

『え、ちょ、ちょっと!なにそれ初耳なんだけどっ!』

「ん、まあ秘密にしてたからな~、
愛美と2人でがんばったよ~」

『あ、愛美までっ!?』