女子たちは
誰も私に関わらなかった。


これはいつものことで
とても安心した。



どうやら
本当に私の被害妄想だったのかもしれない。

そんなことを
思っていた。




ふと、気づいてみたら
アイツの姿がない。


アイツのことを聞こうにも
聞ける友達がいない。