◆◆◆◆恋人になっちゃった◆◆◆◆



拓斗から何か連絡がないかな?
と 携帯を肌身離さず 持ってたのに
デートしたその夜は 何も連絡がなかった。


いいなぁ~と 思ってたのに…。


一目惚れ
好きになってたのに。


やっぱり あたしの心を癒してくれるのは
ドンヘ様しか 居ないのかもしれない。


魔法をかけられたシンデレラの気分だった。






月曜日の朝を迎えた。


高校の制服を身に纏い
パンを片手に 『行ってきまーす』
と 玄関を飛び出た。


色々考えてると なかなか寝付けなくって
気づけば 朝方の3時


寝なければ良かったのだけど
無理矢理に目を閉じ
目覚ましを止め 母に怒鳴られて
目が覚めた。


「あんたねぇー!その姿何よ!
少し位はお洒落しなさいよ!」


午後から学校行けばいい姉は余裕の姿。