ケータイ小説 野いちご

黒の傀儡姫Ⅲ※修正予定

▼CHAPTER 5
▽5*3




  (三)


  ▽戒side


ーーばんっ


勢いよく開いた病室のドア


「「杏莉ちゃ~んっ!!」」


その声と共に飛び込んできたピンクと茶色


桃李が茶色を。俺がピンクを、杏莉に飛び付く前に止めた


さっきのドアの音に吃驚した杏莉は衝撃で腹部の傷が痛んだらしく、痛みに悶絶して苦痛そうな声を漏らしている


肌触りのいいもこもこのパーカーを着るふたりに、思わず溜め息が漏れた


「なんでカイがここにいるの?」


「やっぱり、杏莉ちゃんのこと、もごっ、ん゙んー!」



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