ケータイ小説 野いちご

黒の傀儡姫Ⅲ※修正予定

▼CHAPTER 6
▽6*1




  (一)


  ▽戒side


ブー、と家のチャイムを鳴らす


ばたばたと慌ただしく鳴る足音


その、駆け足で駆けて来る、軽い足音を聞いて笑みが漏れる


がちゃ


『カイ!』


その声が聞こえたと同時に、視界を白に近い銀が占領した


「ただいま」


『……三日で帰ってくるって言ったのにっ』


「ごめんごめん。少し厄介な客が、ね」


俺の首に腕を回して、ほぼぶらさがってる状態の杏莉


……杏莉が女の中で身長高いとはいえ、身長差があるから当たり前といえば当たり前なんだけど



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