ケータイ小説 野いちご

黒の傀儡姫Ⅲ※修正予定

▼CHAPTER 5
▽5*4




  (四)


  ▽杏莉side


「包帯減ったね」


『このままいけば、あと一ヶ月と少しで全部取れるかな』


「よかったね、思ったより早いじゃん」


『桃李が過保護だからね……』


「でも、過保護なくらいが丁度いいんじゃない?」


『……そうなの?』


もうすぐで3月になりそうな頃


といってもまだ、外は寒いからあんまり外に出してもらえないんだけど


ギプスのとれた右足


でも左腕がだめだから松葉杖もつけなくて。


未だ移動は車椅子


「杏莉の学校、もうすぐ卒業式だって」


『いいなあ。出たかったな』



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